中東を訪れているアメリカのブリンケン国務長官は、イスラム組織ハマスに対して、イスラエル側が提示した合意案を直ちに受け入れるよう訴えました。

アメリカ ブリンケン国務長官
「ハマス次第だ。遅れや言い訳はもう要らない。行動すべき時は今だ」

ブリンケン国務長官は4月30日、訪問先のヨルダンでこのように強調し、戦闘停止や人質解放をめぐってイスラエル側が提示した合意案を受け入れるよう訴えました。

ブリンケン長官はその後、イスラエルを訪問。1日にはネタニヤフ首相と会談し、ガザ地区の住民への人道支援の強化について話し合うほか、ガザ南部ラファの軍事作戦をめぐっても協議するものとみられます。

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