アメリカのトランプ次期大統領は外交を担う国務長官に対中強硬派で知られるマルコ・ルビオ上院議員を起用すると発表しました。

 上院議員のルビオ氏はキューバ系移民の両親を持ち、ヒスパニック系として初めての国務長官になります。

 ルビオ氏は中国・新疆ウイグル自治区での人権問題を厳しく批判し、「対中強硬派」として知られています。

 また、ウクライナについては巨額支援の継続に批判的で、交渉で解決すべきだとしてトランプ氏と歩調を合わせています。

 また、司法長官には下院議員のマット・ゲイツ氏を起用します。

 ゲイツ氏は共和党内きっての保守強硬派で、トランプ氏の熱烈な支持者として知られています。

 4つの刑事裁判を抱えるトランプ氏は、忠誠心の高い司法長官を起用することで、起訴を取り下げさせるとの見方が出ています。

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