アメリカのバイデン大統領とトランプ次期大統領が政権移行に向けてホワイトハウスで会談を行いました。
記者
「トランプ次期大統領がバイデン大統領との会談のため、ホワイトハウスに到着しました」
バイデン大統領
「前大統領であり次期大統領のドナルド、おめでとう。円滑な政権移行を楽しみにしています。必要なものをきちんと準備しますし、その件について、きょう話ができればと思っています」
トランプ次期大統領
「ありがとうございます。政治は厳しい世界で大抵は素敵ではないが、きょうは素敵な世界です。これ以上ないほどの円滑な政権移行にとても感謝しています」
バイデン氏とトランプ氏は選挙戦での激しい対立から一転して、穏やかな雰囲気で握手を交わしました。
ホワイトハウスによりますと、2時間近く行われた会談は「友好的で、品があり、実質的だった」ということで、バイデン大統領はウクライナ支援の継続の重要性を強く訴えたということです。
政権移行に向けた会談は慣例となっていますが、前回の大統領選の際には、トランプ氏が敗北を認めず、行われませんでした。
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