アメリカのバイデン大統領とトランプ次期大統領がホワイトハウスで会談し、円滑な政権移行に向けて協議しています。

バイデン大統領
「大統領、すでに申し上げているように政権移行を楽しみにしている。あなたが必要とすることにきちんと対応していくつもりだ。ようこそ」

トランプ次期大統領
「ありがとう。政治は厳しく、あまり良い世界ではないがきょうは良い世界だ。非常にスムーズな政権移行に感謝する」

　2人の会談は13日、ホワイトハウスの大統領執務室で始まりました。

　選挙戦では激しく批判しあった2人ですが、会談の冒頭、握手を交わし、記者団を前に、時折、笑顔も見せました。

　円滑な政権移行について語るバイデン氏に対し、トランプ氏は感謝の意を示しました。

　アメリカでは現職の大統領が大統領選挙に勝利した次の大統領をホワイトハウスに招くのが慣例となっています。

　4年前の大統領選ではトランプ氏が選挙の敗北を受け入れず、バイデン氏との面会を拒むなど、政権移行に遅れが生じた経緯がありますが、今回、バイデン氏は「平和的で秩序ある政権移行」の必要性を強調していました。

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。