アメリカのトランプ次期大統領は、国土安全保障長官にサウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事を起用すると発表しました。
国土安全保障長官は国境の警備や入国管理、自然災害の対応などを指揮する重要ポストです。
ノーム氏はトランプ氏の熱烈な支持者で、一時、副大統領候補にも浮上しましたが、5月に出版した自伝で訓練がうまくいかなかった1歳2カ月の猟犬を自ら銃で殺処分したと記したことで、残酷との批判が集まり、副大統領候補から脱落したと報じられていました。
トランプ氏は声明で、「ノーム氏は国境警備に熱心に取り組んできた。アメリカが敵対勢力から安全であることを保障するだろう」と述べています。
ノーム氏の起用はトランプ氏が新政権での人事を検討するに当たって、自らへの「忠誠心」を重要視していることの表れと言えそうです。
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