アメリカのトランプ次期大統領が有罪評決を受けた不倫口止めを巡る裁判で、ニューヨーク州の裁判所は、トランプ氏の免責特権の判断を1週間延期すると発表しました。
トランプ氏は、不倫相手の元ポルノ女優に口止め料を支払い、これを隠すために業務記録を改ざんした罪で今年5月に有罪評決を受けています。
量刑は7月に言い渡される予定でしたが、連邦最高裁が、大統領在任中の公務は「免責特権」が適用され刑事責任を問われないと判断したため、ニューヨーク州の地裁は今月12日までに免責の範囲を判断したうえで、26日に量刑を言い渡すとしていました。
しかし、トランプ氏側から繰り返し評決の破棄を要求されていることに加えて、トランプ氏が大統領選に勝利したことを鑑み、地裁は免責の判断は早くとも19日と1週間延期すると発表しました。
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