気候変動対策を話し合う国際会議「COP29」に出席したイギリスのスターマー首相は、温室効果ガスの排出を1990年と比べておよそ8割削減するという新たな目標を公表しました。
12日、アゼルバイジャンの首都・バクーで開かれている「COP29」の首脳級会合で演説したイギリスのスターマー首相は、2035年までに温室効果ガスの排出を1990年比で81%削減するという新たな目標を表明しました。
各国は来年2月までに2035年までの温室効果ガス排出の削減目標を示すことで合意していて、イギリスは先駆けて踏み込んだ目標を掲げた形です。
スターマー首相は「地球規模の問題には、地球規模のパートナーシップや責任ある国際協力が必要だ」と述べ、各国に対し、野心的な削減目標を掲げるよう訴えました。
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