インドネシアの火山が噴火した様子をとらえた映像には、暗闇の中で光る複数の稲光が映っている。

別の映像では、火口部分から真っ赤な溶岩が、大量に噴き上がっているのがわかる。

噴火は、日本時間の30日午前4時ごろ、インドネシアのルアン火山で起きた。

映像の遠くに見えるルアン火山。
画面手前には、真夜中にもかかわらず、車などの往来があった。
住民が避難していたものとみられる。

夜が明けてから撮影された火山の様子。
噴煙は一時、上空約1万9000メートルに到達した。

溶岩が飛んできたのだろうか。
火山近くの建物は、ところどころが燃えている。

未明の大規模噴火。
現地住民への取材で、当時の状況が徐々に明らかになってきた。

現地住民は、「噴火後、雨とともに火山灰と15cm前後の熱い噴石が2~3時間降り続いた」と話している。

今回の噴火を受け、日本の気象庁は一時、津波の影響を調べていたがその後、影響はないと発表している。

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