子牛価格の低迷など厳しい経営環境の中で、牛肉の消費拡大を目指し畜産農家の結束を強めようと、バーベキューイベントが開かれました。

イベントはJAみやざき西都地区本部と繁殖牛部会が開き、西都市の畜産農家など約120人が参加しました。
イベントでは、衆議院議員の江藤拓氏が飼料価格の高騰や子牛価格の低迷に直面する畜産農家を激励しました。

( 衆議院議員 江藤 拓 氏 )
「和牛の世界は繁殖の方々がいてこそ成り立つ。作る人がいなければそれだけの製品はない。私が国会議員の選挙に出る意味の一つは畜産農家を守ること、これが私の政治家としての使命だと思っています。」

会場には、西都牛26キロが用意され、生産者が親睦を深めました。

(JAみやざき西都地区 繁殖牛部会  楠瀬 功 会長)
「みんなが自分たちの悩んでいる気持ちを少しでも和らげるような感じで、やっぱ牛を養わなければならんという気持ちになってくれたらいいと思って。」

児湯地域家畜市場によりますと、10月の子牛の平均取引価格は約49万5000円で、この3年間で、価格は最も高かった時の6割ほどにまで下落しています。

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