民間の調査会社・帝国データバンク福井支店によりますと、原材料高や価格転嫁の遅れなどから、福井県内の製造業の倒産が相次いでいます。
 
10月に県内で倒産した企業は卸売業1件と製造業1件の合わせて2件で、負債総額は1億1800万円でした。
 
製造業では仕入れコストの価格転嫁に苦しむ企業が多く、2024年に倒産した企業32件中7件が製造業と、最も多くなっています。
 
帝国データバンク福井支店は、今後の動向について「北陸新幹線の経済効果が徐々に落ち着く中で、物価高や人手不足などによる中小企業の倒産が懸念される」としています。

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