流通やサービス業などの労働組合で構成する「UAゼンセン」は、2025年の春闘での賃上げについて、正社員は今年と同じ6%を基準に、パート従業員は7%を目安に要求する方針を発表しました。

方針案では、基本給を底上げするベースアップを4%、定期昇給分とあわせて6%を基準とする賃上げを目指します。これは連合が10月に発表した「5%以上の賃上げ要求」を上回る水準になります。

一方、組合員の6割を占めるパート従業員については、正社員を上回る7%を目安に要求する方針です。

UAゼンセンは2025年1月に開かれる中央委員会で、会社側への要求を決定することにしています。

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