東北電力の女川原子力発電所2号機は、29日夜、約13年8カ月ぶりに再稼働しました。

午後7時ごろ、女川原発2号機では核分裂反応を抑える制御棒が引き抜かれ、原子炉が起動しました。

制御棒は137本あり、定められた順序に従って1本ずつ引き抜かれます。

そして、東北電力は、30日午前0時12分に核分裂反応が安定的に継続する「臨界」に達したと発表しました。

女川原発2号機は、東日本大震災で自動停止して以降、運転を停止していて、再稼働は約13年8カ月ぶりです。

東北電力は、発電の再開を11月上旬、営業運転の開始を12月ごろと見込んでいます。

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