衆議院議員選挙は27日に投開票が行われ、愛媛1区と3区は自民党の前職が議席を守った一方、2区は前回比例復活した立憲民主党の前職が小選挙区の議席を奪還しました。また比例四国ブロックは、愛媛関係では自民単独1位の前職が当選したほか、国民民主党の新人が復活し初めて議席を獲得しました。

愛媛1区は自民党の前職・塩崎彰久さんが10万5498票を獲得、2位以下にダブルスコアの大差で2回目の当選を果たしました。

塩崎彰久氏:
「このなかなか見通しの立たない新たな政治の時代に、しかし希望を持てる政治の時代に皆さんと一緒に前に歩ませてください。これからもどうぞよろしくお願いいたします」

愛媛2区は、前回比例で復活当選した立憲民主党の前職白石洋一さんが10万2363票を獲得。裏金問題の逆風を受けた自民党の前職井原巧さんに2万2000票あまりの差をつけ、小選挙区の議席を奪い返し前回の選挙の雪辱を果たしました。

白石洋一氏:
「まさかこんな金権政治になっているということはわからなかった、それが今回の選挙で裏金問題から続いて気が付いた、そこに対して国民がノーを突きつけたと思います」

愛媛3区は、自民党・前職の長谷川淳二さんが10万2587票を獲得。ダブルスコアの大差をつけ2回目の当選です。

長谷川淳二氏:
「自民党が議員が1人1人の深い反省のもと、自民党が本当に生まれ変わるんだという姿を具体的に示さなければならない」

比例四国ブロックの結果です。獲得議席は自民党が3、立憲民主党が1、国民民主党が1、公明党が1です。

愛媛関係では、今回から比例ブロック単独で出馬した村上誠一郎さんが13回目の当選を果たしました。また、愛媛1区で敗れた国民民主党の石井智恵さんが比例で復活し初当選しています。

石井智恵氏:
「この今までの反骨精神でもって、この危機を乗り越えていけるようにこの愛媛から国会へ向けて取り組みさせていただきたい」

今回の衆院選の投票率は51.95%。前回と比べ3.03ポイント下回り、戦後3番目の低さになっています。

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