農協などの集荷業者と卸売業者の間で取引される新米の相対取引価格が初めて2万円を超えました。

 農林水産省が発表した9月のコメの相対取引価格は去年と比べて48%増加し、玄米60キロあたり2万2700円でした。

 比較可能な2006年以降で最も高く、初めて2万円を超えました。

 生産コストの上昇で、生産者へ支払われる集荷価格が上がっているほか、品薄を受けて卸売業者がコメを確保する動きが強まるなどしたことが要因だとしています。

 特に茨城県産や千葉県産のコメでは価格の上昇幅が大きく、出荷の早かった地域で価格の上昇傾向が顕著にみられたということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。