岡山県鏡野町に本社がある鉄骨工事業「山本鉄工所」が10月1日に岡山地方裁判所津山支部から破産手続きの開始決定を受けたことが、民間の信用調査会社の調べでわかりました。

帝国データバンクによりますと「山本鉄工所」は、1954年創業の鉄骨工事業者で、学校、保育園、倉庫、工場、福祉施設などを中心に、住宅向けの建築鉄骨や鋼構造物の建築工事を手がけていました。

施工図面に基づく加工、組立てから溶接、検査、塗装まで一貫して行い、2014年1月期には年売上高約2億200万円を計上してました。しかし、それ以降は受注環境が厳しく不採算運営を余儀なくされ、資金繰りが悪化したため、2020年頃から事業を停止していました。

その後、2021年に不動産を売却するなど資産処分を進めて債務の圧縮を図っていたということです。負債額は現在調査中です。

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