福島県福島市の企業が、風力発電用の風車の検査にドローンを活用するサービスを始めた。

10月9日の発表会で披露されたドローンは、風力発電用の風車に落雷があった場合、安全装置が正常に機能するかどうかを確認する「導通検査」で活用される。

福島テレビ・丹治響貴記者:「こちらが実際に使われるドローンです。ロボットアームが展開して上部のセンサーが羽の先端に触れることで、点検を行います」

「福島イノベーションコースト構想推進事業」の一環で開発が進められ、これまでの人やクレーン車による点検に比べ、安全面で優れているということだ。
福島三技協の福島雄一室長は「風車は立てただけではなくて、その後のメンテナンスが大変だと思う。そこに貢献できればいいな」と話した。

風力発電用の風車の「導通検査」で、ドローンが活用されるのは国内で初めてで、課題となっている人手不足の解消につながると期待されている。

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