中断している燃料デブリの試験的取り出しについて、東京電力は不具合を起こしたカメラの交換を来週にも始める方針だ。

福島第一原子力発電所2号機で行われている燃料デブリの試験的取り出しをめぐっては、ロボットがデブリを一度は掴んだが、カメラが不具合を起こし中断されている。
東京電力は復旧が難しいことから、10日の会見で来週にも不具合を起こした2つのカメラを交換することを発表した。

カメラにつながるケーブルを切断したり、新たなカメラの動作を確認したりする必要があるため、交換には2週間程度かかる見通し。

一方、中断している燃料デブリの試験的取り出しの再開時期については、未定ということだ。

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