小林製薬の紅麹サプリによる健康被害問題を受け、国内初の「弁護団」が結成されました。

 「紅麹サプリ」の健康被害をめぐっては、小林製薬が今年8月から一部製品を対象に医療費や慰謝料などの補償の受付を始めています。

 一方、大阪弁護士会は今年4月以降、電話相談や被害者向けの説明会を実施してきましたが、「小林製薬側の補償について基準が明確ではなく不安を抱えている人が全国に多数いる」として、全国で初となる被害者救済のための弁護団を結成したと発表しました。

 (紅麹サプリ被害救済弁護団・日高清司弁護団長)「当初は『なかなか(小林製薬側と)連絡がつかない』というご不満の110番の電話が多かった。『全般的に対応が遅い』『今後どうなるかわからず不安』という声が多い印象を受けました」

 相談はウェブサイトを通じて全国から受け付ける(※初回相談は無料)ということで、個別の被害に応じて小林製薬側へ損害賠償交渉を行うということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。