リニア中央新幹線の早期開業を目指す岐阜県の沿線市町村などの団体がJR 東海に要望書を提出しました。

 岐阜県の古田知事や沿線自治体の市長らは10月8日、JR東海本社を訪れ、丹羽俊介社長に安全対策の徹底などを求める要望書を手渡しました。

 リニアを巡っては、トンネル掘削工事が行われた瑞浪市大湫町で井戸やため池などの水位が低下したほか、多治見市の大針工区ではトンネルの掘削面から崩れた岩で作業員が大ケガをするなど、問題が相次いでいます。

 要望書では、水位低下の原因究明や工事現場での安全対策などを求めていて、JR東海は「緊密な協力関係のもと、計画を丁寧かつ着実に進めます」とコメントしています。

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