福島県のいわき市中央卸売市場で開かれた恒例の展示会には、これから旬を迎える大きなカニや、かまぼこなどおせちには欠かせない商品など約5000点の食材が並んだ。いわき魚類株式会社の金成裕司さんは「その年のおいしいもの、商品の良し悪しはあるが、そのなかでもアピールできるものを並べて販売している」と話す。

年に1回、自慢の水産物や加工品を全国のバイヤーにPRしようと開かれているこの展示会では、試食や説明を聞きながら商品を見定めることができる。
訪れたバイヤーは「ホテルでバイキングをやっているので、そういう商品探しに来ました。震災でやってなかったので、去年ぐらいからたくさん人も集まって良いなと思って見ています」と話す。

ちなみに「数の子」は、2023年とほぼ同じ価格で販売されていて、水産加工品の中でもオススメとだという。
年末年始商戦に向けた動きが、加速している。

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