岡山市に本社がある製本業「安田製本所」(登記上本社:岡山市北区野田)が9月26日に岡山地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことが、民間の信用調査会社の調べでわかりました。

東京商工リサーチ岡山支店によりますと「安田製本所」は、1983年設立の製本業者で、1985年1月に本社兼工場が完成して以降、事業が拡大していました。

しかし、バブル崩壊後は業績が軟化し、近年は紙離れがすすんだことから受注も後退、コロナ融資でしのいだものの、返済開始に伴い、資金繰りが多忙を極め、破産を決断したということです。負債総額は約3600万円とみられています。

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