笠岡市の高校生が協力して規格外の野菜を使った環境に優しいスープが開発されました。10月から市内の「道の駅」などで販売されています。

10月1日から販売されている3種類の冷凍スープ。形や大きさなどから規格外となった野菜が使われています。

商品を開発したのは広島県福山市にある惣菜の製造販売会社で、笠岡市の岡山龍谷高校の生徒が商品名やパッケージのデザインなどについて意見を出しました。

このうちトマトのミネストローネは、笠岡湾干拓地で栽培されたフルーツトマトが使われています。生徒たちはトマト農家を訪れフードロス削減の取り組みなどを学びながら商品化に協力。10月2日、学校で関係者が試食しました。

(商品化に協力した生徒は…)
「食品とか廃棄されているので、そういうのを少しでも少なくしていきたいとの思いでこういう商品を作ろうと頑張った」
「この3種類のスープを通して、消費者にはフードロスを身近に感じてもらいたい」

この冷凍スープは笠岡市の道の駅「笠岡ベイファーム」で販売されていて、10月13日には限定200食の試食提供が予定されています。

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