近鉄が24年ぶりに開発した一般車両が、10月7日、運行を開始しました。

 7日午前10時、近鉄奈良駅に到着した新しい一般車両「8A系」。車両の老朽化や新たな客層の獲得のため、24年ぶりに開発されました。

 見た目は、これまでとは異なる八角形のデザインでイメージを一新しました。新車両には、混雑時に合わせて向きが変わる座席のほか、ベビーカーやスーツケースなどを置くことができる「やさしば」というスペースが設けられています。

 (近鉄 技術管理部 喜多陽平さん)「皆さまが安心して使いやすいというところを目指して開発した車両ですので、ベビーカーの人もスーツケースを持った人も一般の人も、全ての人が使いやすい車両になればと思っています」

 車両は奈良線や京都線などを走り、来年度中に大阪線でも運行する予定です。

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