来年の大阪・関西万博で独自パビリオンの建設を予定している参加国について、運営主体の博覧会協会が26日、正式な数を初めて公表しました。

参加国が独自に建築する「タイプA」パビリオンをめぐっては、資材価格や人件費の高騰などで来年4月の開幕に間に合うかどうかが課題となっています。

当初60カ国が「タイプA」での参加を予定していたものの、博覧会協会はこれまで具体的な数を公表していませんでしたが、26日初めて、現状で53カ国が「タイプA」で準備を進めていると明らかにしました。

ただ、建設業者が決まっているのは39カ国で、残り14カ国はいまだ建設業者が決まっていません。

博覧会協会の幹部はこれまで公表しなかった理由について、「様々な理由で増減があり、その都度数字を出すと、全体像が見えなくなるのではないかと考えた」としています。

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