国産のバナメイエビを人工ふ化・養殖・加工販売する施設が宮崎県串間市で操業することになり、企業立地調印式が行われました。
串間市と調印式を行ったのは、串間市の「南部環境エナジー」と「白甘海老販売」、和歌山県に本社がある「日本陸養」の3社です。
3社は連携して、バナメイエビを無菌環境下で人工交配、人工ふ化させ、建築解体材を使った木質バイオマスによる陸上養殖施設で、成体まで育てます。
そして、瞬間冷凍で加工、バナメイエビは、「白甘海老」という名前で販売し、年間40トンの生産を目指すということです。
串間市によりますと、木質バイオマスを用いたエビの人工ふ化施設を併設した陸上養殖施設としては国内で初めてのもので、今後、ご当地グルメやふるさと納税の返礼品としての活用を予定しています。
施設の着工は始まっていて、来年3月下旬の操業開始を見込んでいます。
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