楽天グループは30日、みずほフィナンシャルグループ(FG)との間で、傘下の楽天カードへの出資について協議に入ると発表した。2024年末までに詳細を詰め、最終合意を目指す考え。戦略的な資本業務提携を検討するとしており、両社の強みをいかして金融とITを融合させたフィンテックやカード事業を強化する。楽天グループは出資受け入れで資金繰りの安定化にもつなげる。
楽天カードの楽天グループの子会社としての地位は維持する。
楽天は銀行や証券、クレジットカード、QRコード決済、保険などを手がける傘下の各社を統合する金融事業再編を行う予定だったが、みずほFGからの出資を受けて、取りやめると明らかにした。(共同)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。