日経平均株価の大幅な下落を示すモニター=東京都中央区で2024年9月30日午前9時29分、藤井達也撮影

 30日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅下落した。下げ幅は一時1800円を超えた。

 自民党の石破茂総裁が日銀の独立性を尊重するとの立場を示していることから、円高・ドル安が進行しており、輸出関連企業を中心に業績への影響が嫌気された。市場には、石破氏が総裁選中に言及した金融所得課税の強化などへの警戒感もある。【成澤隼人】

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