10月3日に発売する高付加価値商品「本気(ガチ)黒トリュフの濃厚ホワイトクリーム」=東京都新宿区で2024年9月26日、加藤結花撮影

 ウェンディーズ・ジャパンとファーストキッチンは26日、パスタメニューで、価格の「二極化戦略」に挑戦すると発表した。お手ごろ商品に加えて高付加価値商品にも価格の幅を広げ、多様化する顧客のニーズを取り込む狙い。10月3日に新商品を発売する。

 ウェンディーズではハンバーガーとポテト、飲み物を合わせた500~600円台のセットを販売する一方、期間限定で2000円超の高級ハンバーガーを売り出す「二極化戦略」を展開中。これをバーガーと並ぶ主力商品のパスタにも広げる。同社が現在提供しているパスタの価格帯は800~900円台で、女性客を中心に支持されているという。

 新たに投入する高付加価値商品は、高級食材のトリュフを使った「本気(ガチ)黒トリュフの濃厚ホワイトクリーム」(税込み1120円)、お手ごろ商品としては「やみつきベーコンバター」(同620円)を発売する。来年以降も高付加価値商品を投入する計画だという。【加藤結花】

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