閣議後記者会見で発言する鈴木俊一財務相=26日午前、国会内(今仲信博撮影)

鈴木俊一財務相は26日の閣議後記者会見で、外国為替市場で進む円安が日本経済に与える影響について「プラス面、マイナス面あるが、今は物価高騰対策が重要な政策課題だ。マイナス面での懸念を持っている」との見解を示した。

鈴木氏は円安進行に対する政府としての対応の必要性を問われると、「それは申し上げることはできない」と述べた上で「基本的には市場をしっかりと注視し、万全な対応をとるということだ」と改めて強調した。

ニューヨーク外国為替市場の25日の円相場は午後5時現在、前日比31銭円安ドル高の1ドル=155円59~69銭を付けた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。