新潟市中央区の建築工事業者HOKKEN(ほっけん)が新潟地裁から破綻開始決定を受けていたことがわかりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、HOKKENは2019年12月に設立された建築工事業者で、一般個人を主体に営業を展開し、2020年11月期は2494万円の売上高を計上していました。

しかし、市況低迷や新型コロナ禍の影響もあり、受注は低迷。2022年11月期の売上高は1420万円に減少し、3期連続の赤字計上を余儀なくされました。

2023年11月期は大口案件の獲得などで売上高は約4700万円に増加し、損益も黒字転換を図ったものの、その後は再び受注が低迷。借入金の返済原資を捻出できない状況となり、事業継続は困難と判断し、今回の事態に至りました。

負債総額は債権者9人に対し4150万円に上るということです。

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