観光地での飲食などのサービスが返礼として、その場で自治体に寄付できる観光型ふるさと納税寄付システム「ふるさとGO」が25日から静岡県沼津市で始まりました。

この取り組みは沼津市のシステム運営会社が市などと協力して始め、観光地での飲食などのサービスがふるさと納税の返礼となりその場で自治体に寄付ができます。

店舗に設置されたQRコードをカメラで読み取り会員登録したウェブサイトで飲食代などを入力すると、代金の支払いとそれに応じた金額の寄付を一括で行うことができます。

旅先でふるさと納税ができることから観光客の満足度向上や観光振興が期待されています。

マイウェイ 岩崎啓代表取締役「観光客をなるべく呼び込みたいという強い思いがあります。観光客が観光しやすい環境を作るにはどうしたらいいかと。ふるさと納税でも飲食ができるんだよというような流れがいいと思いまして」

この「ふるさとGO」は海産物を扱う沼津港を中心とした8カ所の飲食店が対象で、今後は遊覧船などのレジャーの場でも導入される予定だということです。

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