「令和の米騒動」とも言われる米の不足が今も続いていて、全国的には値段が2023年と比べて3割も上がっています。

長崎市内のスーパーでは、19日も品切れの状態が続いています。

女性
「米はネットショッピングで買うが、全部売り切れになっていて、この前、諫早に買いに行った」

女性
「実家に住んでいるが、母が米が全然売っていないと言っている」「祖母が困っていて、実家から米を送った」

男性
「実際、農家は今までと作る量を変えていないので騒ぎ過ぎかなと思う」

長崎市内で米の不足について聞くと、約7割が「実感している」と答えました。

KTN記者
「長崎市内のスーパーです。米売り場はご覧のようにガランとしています」

こちらの店では今年7月末ごろから売り切れが目立っています。

本来は30種類以上が並びますが、最近は種類を問わず確保できたものを出しています。

買い物客
「いや~寂しいですね、こんな感じで」

買い物客
「(子どもの)成長にも関わるので困ったなと思う」

早期米も流通していますが、供給が追い付いていません。

ゆめタウン夢彩都 岩本二千翔さん
「入荷して売り場に並べたら、すぐに売り切れる商品が多々。早ければ翌日には売り切れる」

総務省が20日に発表した消費者物価指数(8月)で、米は前年と比べ(前年同月)28.3パーセント上がりました。(1年9カ月連続上昇)

ゆめタウン夢彩都 岩本二千翔さん
「一刻も早く、お客様により多く、米を届けられるようになれば」

JAながさき県央によりますと、新米の出荷が本格化するのは10月上旬からだということです。

ちなみに米不足の影響で、レトルトごはん(パックご飯)やパスタが人気で、特にパスタは前年比130パーセントということです。

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