JR九州は切符の受け取りをすることなくQRコードをかざすだけで列車に乗車できる新たなチケットレスサービスを開始すると発表しました。

◆リポーター
「スマートフォンに表示されたQRコードをかざすと、改札を通ることができます」

JR九州が9月26日から新たに導入する「QRチケット」。

博多駅発着の特急列車と西九州新幹線が対象で、JR九州のサイトやアプリから列車を予約すると、QRコードのデジタル乗車券を発行することができます。

スマートフォンで表示したQRコードを駅の自動改札機や専用の読み取り機にかざすだけで列車に乗ることができるシステムです。

これまでは、ネット予約をしても乗車前に紙の切符を発行する必要がありましたが、チケットレスサービスを導入することで、券売機や窓口の混雑緩和を目指します。

JR九州によると、ネット予約の利用者はひと月当たり約20万人。

その半数にあたる約10万人がQRチケットを利用することを見込んでいて、来年度以降は在来線への導入も検討しています。

◆JR九州 寺林勇貴さん
「南九州エリアの特急列車にも対象を拡大していきたい。近距離切符や都度利用の乗車券もQR乗車を検討したい」

JR九州の新たなチケットレスサービスは、9月26日から始まります。

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