電機メーカーのシャープが作るEV=電気自動車が初めて公開されました。

記者
「新しく公開されたEV。なかに入ってみると大きな液晶が設置されていて、広々としたまるで部屋のような空間が広がっています」

きょうシャープが公開したのは、EVのコンセプトモデル「LDK+」です。

後部座席が180度回転し、65インチのモニターに向くほか、車内を「リビングの延長」ととらえ、リモートワークにも活用できる設備が整っています。

シャープは親会社である台湾のホンハイ精密工業と連携し、数年後の市場投入を目指す考えです。

主力の液晶ディスプレイ事業の不振で2年連続の最終赤字を計上し、先月にはテレビ向け大型液晶パネルも生産終了に追い込まれるなか、新たな収益源の創出が急がれます。

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