京都市の新型コロナのワクチン接種事業の委託料をだまし取った罪に問われている委託業者の元社員の男2人の裁判が始まりました。

「日本トータルテレマーケティング」の元社員、東幹雄被告(48)と三浦俊介被告(42)は、京都市から委託された新型コロナワクチン接種のコールセンター業務で、うその勤務表を提出するなどして、市からおよそ2700万円をだまし取った罪などに問われています。

17日の初公判で2人は起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、「東被告の指示で三浦被告が他の自治体の勤務表を流用するなどし、うその勤務表を京都市に提出した」と指摘しました。

次回の公判は10月、2人の審理を分離して行われる予定です。

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