石川県の伝統工芸品九谷焼の作家・米久和彦さんの個展が、9月18日から岩手県盛岡市のデパートで開かれます。
これを前に16日は絵付けの実演が行なわれました。

盛岡市のカワトクで開かれる4年ぶりの個展を前に、絵付けの実演を行ったは九谷焼の作家・米久和彦さんです。

石川県出身の米久さんは、大学卒業後に地元の九谷焼と出会い35年にわたり数々の作品を世に送り出してきました。

作品の特徴は九谷焼の三大技法の一つである「赤絵細描」で、鉄分を多く含んだ赤い顔料で細かい線を描きます。

中でも「鳳凰」と名付けられた作品は、どこから見ても美しさが楽しめるように小さな模様が赤と金で様々に描かれています。

九谷焼作家 米久和彦さん
「鳳凰や龍に、お雛様など、前回と違って持ってまいりました。先入観無しでそのまま作品をご覧いただき感動していただければ」

個展は18日からカワトクで開かれ3連休中(9月21日~23日)は実演も行われます。

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