25日午前の東京外国為替市場の円相場は1ドル=155円台前半で取引が始まった。
午前9時現在は前日比38銭円安ドル高の1ドル=155円27~28銭。ユーロは60銭円安ユーロ高の1ユーロ=166円14~17銭。
24日のニューヨーク市場で、一時1ドル=155円37銭と平成2年6月以来、約34年ぶりの円安ドル高水準を更新した。米長期金利の上昇を受け、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが広がった。
25日の東京市場でもこの流れを引き継ぎ、円を売る動きが優勢となった。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始が遅くなるとの見方も円売りドル買いを促した。
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