(ブルームバーグ):13日の外国為替市場の円相場は対ドルで1%を超える上昇。米国の大幅利下げ観測が再び強まり、日米金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが進んでいる。

円は一時前日比1%高の1ドル=140円37銭と4日続伸の勢いで、昨年12月28日以来の高値を付けた。

来週17、18日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で見込まれる利下げの幅が通常の25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)なのか、50bpとなるのかで市場の見方が揺れている。市場が織り込む来週の利下げ幅は約34bpと、11日終了時の26bpから拡大した。

一方、日本銀行は19、20日の金融政策決定会合で、市場動向に配慮しつつ、経済・物価見通しが実現していけば緩和的な金融政策を調整する方針を改めて示すと予想されている。

(第3段落に市場の米金利見通しを加えます)

--取材協力:鈴木克依.

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