セブン&アイ・ホールディングスから買収提案を拒否されたカナダのコンビニ大手のアリマンタシォン・クシュタールが、買収金額の引き上げを検討していることが12日、分かった。米ブルームバーグ通信が関係者の話として報じた。クシュタールが再提案で買収金額をどの程度引き上げるかが注目される。
セブン&アイから賛同を得られなかったクシュタールの当初の提案は、発行済みの全株式を1株当たり14.86ドル(2千円超)で買い取る内容で、買収総額は5兆5千億円~6兆円規模だった。
セブン&アイは6日、クシュタールの当初の買収提案に対し「企業価値を著しく過小評価している」と指摘していた。(共同)
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