熊本市のパルコ跡に誕生した『OMO5(おもファイブ)熊本』の開業から25日で1年です。客室の稼働率は8割を超え、国内だけでなく、台湾からの旅行客も多く利用しているようです。

熊本市中央区に去年4月に誕生した星野リゾートのホテル『OMO5熊本』。

単に泊まるだけではなく、体験型のアクティビティを提供するのが売りで、ホテルのロビーでは3月から新しく『かたらんね!熊本お城ばなし』が行われていました。

【OMOレンジャー】
「清正公は”むぞらしか”女性に弱かった」

『熊本お城ばなし』では「OMO(おも)レンジャー」と呼ばれるスタッフから熊本城を築いた加藤清正の豆知識を聞くことができます。

星野リゾートによりますと、開業から1年の客室の稼働率は8割を超え、ターゲットとしている30代や40代の利用が最も多いということです。

また、台湾の半導体製造大手TSMCの進出により、台湾からの宿泊客も多く、熊本のことをより知ることができる体験型のアクティビティも人気のようです。

また、熊本のスタッフが足を運んで調べたガイドマップにはあまり載っていないような隠れた名店を集めた『ご近所マップ』もこの1年でさらに充実しています。

【宿泊客】
「楽しみが増えるし、きょうのように雨の日はアクティビティがあると助かる」

【OMO5熊本 幾竹 優士 総支配人】
「熊本のご近所の皆さまと一緒に熊本の魅力を発掘し、発信していきたい」

OMO5熊本は、今後も宿泊だけではない熊本の魅力発信を行っていくということです。

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