23日の欧米外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=154円88銭と1990年6月以来、約34年ぶりの円安ドル高水準を付けた。米長期金利が上昇傾向となり、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが進んだ。
午後5時現在は、前日比02銭円高ドル安の1ドル=154円78~88銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・0698~0708ドル、165円62~72銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始が遅れるとの観測から、円安ドル高が進みやすくなっている。一巡後は円を買ってドルを売る動きも出たものの、勢いは続かなかった。(共同)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。