(ブルームバーグ):石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスは、予定通り10月から供給引き上げを行う方向だ。協議に詳しいOPECプラスの参加国代表らが明らかにした。

協議が非公開だとして同代表らが匿名を条件に述べたところによれば、OPECプラスは生産を日量18万バレル追加する計画で、2022年から停止している生産分を徐々に復活させる。

OPECプラスはこれまで、必要に応じて供給引き上げを「一時停止または撤回」する可能性を繰り返し警告してきたほか、中国の景気減速がの原油価格にも影響を及ぼしていることから、シティグループやライスタッド・エナジーなど各社のアナリストが供給拡大の延期を予想していた。

原題:OPEC+ Leans Toward Proceeding With Output Hike, Delegates Say(抜粋)

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