29日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比16銭円安ドル高の1ドル=144円71~73銭。ユーロは24銭円高ユーロ安の1ユーロ=161円04~08銭。

 米半導体大手エヌビディアの業績見通しに投資家が失望し、市場心理が冷え込むとの思惑から朝方は低リスクとされる円を買う動きが活発だったが、日経平均株価の下げ幅縮小に歩調を合わせる形で円買いの勢いはしぼんだ。

 市場では「輸入企業が決済に必要なドルを買う動きも出た」(外為ブローカー)との見方もあった。(共同)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。