来年の大阪・関西万博に向けフランスとカタールがパビリオンの起工式を行いました。
 
 来年の大阪・関西万博で独自のパビリオンを披露する予定のフランス。パビリオンのテーマは「愛の讃歌」。「自分」だけではなく「他者」や「自然」など、様々なものへの愛に導かれる未来のビジョンを表現します。

 外観は劇場のエントランスやベールがイメージされていて、館内にはブティックやベーカリーも設けられるということです。屋上の庭園は散策することもできます。5月に着工し来年1月頃の完成を目指すということで、急ピッチでの工事となりますが…

 (フランス館総監督・ジャック・メール氏)「現時点では、すべての小さな問題を解決するためにあらゆる努力をしなければなりません。工事の進捗を遅らせる問題がたくさんありますが、私は予定通り完成できると思います」

 また、中東のカタールも起工式を行いました。デザインは建築家の隈研吾さんが担当。中東地域の伝統的な帆船「ダウ船」から着想を得たということで、風をはらんだ船の帆とその影の美しさを表現しているということです。カタールは来年2月末までの完成を目指すとしています。

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