27日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比96銭円安ドル高の1ドル=144円85~86銭。ユーロは76銭円安ユーロ高の1ユーロ=161円65~68銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測を受けて前日26日に円相場が急伸した反動で、円を売ってドルを買う動きが優勢だった。米景気の先行き懸念が和らいだことも材料視された。

 外為ブローカーは「日米の金利差縮小は引き続き意識されており、再び円が買い戻される展開もあり得る」とした。(共同)

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