マクドナルド佐賀出店40年を記念した特別ラッピングバス=佐賀市大和町東山田の昭和自動車佐賀営業所で2024年8月10日午後5時44分、西脇真一撮影
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 外食大手「マクドナルド」が佐賀県内に出店して今年で40年となるのを記念し、店舗をフランチャイズ経営する「昭和フード」(佐賀市)が「特別ラッピングバス」1台を運行している。車内には「ビッグマック」などのグッズが置かれ、店内でポテトが揚がった時に聞こえる「ティロリ音」も鳴る。グループ会社「昭和自動車」(唐津市)の乗り合いバスとして唐津―佐賀線、古湯線などを2025年7月下旬まで走る。

 県内初のマクドナルドは昭和フードが1984年10月に唐津店として唐津バスセンターにオープンさせた。九州で7番目、全国では37番目だった。1号店はその後閉鎖されたが、同社は現在、佐賀や長崎、福岡の3県で31店舗を運営している。

1984年10月に唐津市の唐津バスセンターにオープンしたマクドナルド佐賀1号店=日本マクドナルド提供
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 バスはマクドナルドのシンボルカラーの一つ「黄色」に包まれている。「ティロリ音」は、店舗が近くにあるバス停の停車案内時に鳴る仕組み。運転手の池上雅之さん(29)は「メロディーが流れるとお客さんから笑い声が上がるなど、バスはとても好評です」と話している。【西脇真一】

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