燃料デブリの取り出し作業が中断したトラブルをめぐり、東京電力は作業の再開を早くても27日とした。

福島第一原子力発電所2号機では、8月22日“燃料デブリ”の試験的な取り出し作業が予定されていたが、現場に準備した設備にミスが発覚し中断された。
格納容器の中にロボットを押し込むための5本の棒をつなぐ順番が間違っていたことが原因で、そのまま作業を進めると途中で引っかかったり、連結部が外れたりする恐れもあったということだ。

7月28日にこの設備を組み立てた時から間違っていた可能性が高く、東京電力は関連する作業を中止して、作業員に聞き取りを行っている。
東京電力は現時点で、原因究明と関係者への説明の見通しがつかないとして、26日月曜日までに再開は出来ないとし、再開は早くても27日火曜日となる。

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