まだまだ暑い日が続く中、早くも秋の便りが届いた。小国町では県内のトップを切って、早生品種「瑞穂黄金」の稲刈りが始まった。

(リポート)
「真夏の青空、ギラギラとした日差しのもとには…黄金色に実った稲穂。一足早い秋の景色、稲刈りが行われます」

「瑞穂黄金」は、福島・会津地方の「ひとめぼれ」の水田から発見された極早生米で、ほかの米に比べて約1カ月早く収穫される。
小国町では2010年から生産が始まり、今年は2軒の農家が計3ヘクタールで作付けを行った。

小国町舟渡(ふなと)の佐藤義昭さんの田んぼではけさから稲刈りが始まり、コンバインを使って黄金色に実った稲を刈り取った。
今年は雪不足の影響で水が少ないうえ、連日の暑さで管理には例年以上に苦労したそうだが生育は順調。

(佐藤義昭さん)
「暑さが常識から外れている。今のところは水が来ているので、稲に対する心配はない。一口一口かみしめて、新米の香りを楽しんでもらえれば」

瑞穂黄金は、去年と同じ14トンの収穫が見込まれていて、9月1日から県内のスーパーで店頭に並ぶ予定。

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