出雲市が、市内を訪れる観光客の足として、乗りたい時に借りて行きたい場所で返すことができる自転車の共有サービス「シェアサイクル」を活用します。早ければ2025年度の導入を目指し、9月から実証実験をスタートします。

これは出雲市の飯塚市長が22日の定例会見で明らかにしました。
「シェアサイクル」は、出雲空港やJR出雲市駅など主要な交通施設から観光地までのいわゆる「二次交通」の手段を確保するのが目的です。
実証実験は9月1日から11月30日まで約3か月間行われ、出雲市駅や出雲大社前駅など市内5か所に、あわせて15台の電動アシスト自転車を配備。スマートフォンのアプリで予約や支払いができ、24時間利用が可能です。
また、借りた場所とは異なる場所に返却する「乗り捨て」が可能で、従来のレンタサイクルに比べ利便性が向上するということです。
市は実証実験を通じて、自転車に装着されたGPS装置から収集する利用者の移動経路や時間などのデータを活用して課題や成果を検証し、早ければ2025年度にも本格導入することにしています。

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