鶏肉の生産や販売などを行う岩手県大船渡市のアマタケが、2026年から全ての鶏肉の処理業務を一関市のオヤマに委託することが8月21日に発表されました。

鶏肉の生産や販売などを行う大船渡市のアマタケと一関市のオヤマは、21日に記者会見を開き、アマタケで生産される全ての鶏肉の処理業務をオヤマに委託することを発表しました。

アマタケでは施設の老朽化が進んでいるほか、将来的に人手不足が見込まれることなどから今回の業務委託を決めたということです。

委託によりアマタケでは大船渡市内の鶏肉処理工場を閉鎖する一方、カモの処理工場と半加工品工場を新設し、鶏肉処理工場の従業員は継続雇用する方針です。

一方オヤマでは1日あたり約8万羽を処理できる工場を建設中で、2025年4月からの稼働を予定しています。

アマタケ 甘竹秀企社長
「自分たちが何をこれからも続けるのか、そして何を外部にお願いできるのか、社内でいろいろ議論を重ねた中でオヤマさんへの処理の委託になっています」

業務委託は2026年4月からの予定で1日あたり1万4千羽の処理が行われます。

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